1890年、海外で乳がんの手術が始まりました。日本では、華岡青洲が、それより早い時期に、乳がんの手術をしています。
日本人は早くからがんの外科治療手がけているのです。
手術は、機能や美容のことを考え、切り取る部分をできるだけ小さくする方向に進んでいます。
例えば肺がんでも、がんが小さければ肺を全部切るようなことはありません。
今は、あらかじめコンピューター断層撮影で見ながら、がんの部分に色素などで印をつけておいて、がんの部分だけをくさび状に小さく切り出す手術へと進んでいます。
さらに進んで、最近は、内視鏡でお腹の中を観察しながら手術することが増えています。
開腹手術に比べて、手術のあとはとても小さくてすみます。
テレビ画像を見ながら、手術しますので、Cが患者さんのほうを見ていないと「どこを見て手術しとるのかな」と思われるかもしれませんが、
内視鏡の先の様子を、モニターで確認しているのです。
この手術は、熟練を要するので、学会で手術する。医師の認定をしています。
もっと進んで手術をするロボットも登場しています。外科医が操縦装置を5ミリ動かすと、ロボットの手が1ミリ動く仕組みなので、細かい操作ができます。
今後このようなロボットが、増えてくるものと考えられています。